9/4 中津川、中国経済崩壊の影響が全世界に及んでいる現状に危機感を抱く。ブラジルでもここ数年、中国依存度が強まり経済危機に瀕している。失業率が10%前後になり過去最悪。来年夏のオリンピックどころではないという声が国民からあがっている。建設業、観光業、製造業はじめ全ての業種で大規模なリストラが始まり治安悪化が進む

ブラジル国旗


2010年以降、各地で暴動が起きる


2013年以降、主要都市で暴動が起きる


ブラジルの主要産業である鉄鉱石の採石場


2011年のブラジルと中国のニ国間の貿易は年間770億ドルでブラジルの115億ドルの黒字であった。2000年の両国間の貿易はわずか25億ドルでした。中国からの投資も2005年〜2011年までの投資額は30億ドルですが、香港や他の国を通しての投資額は2009年〜2011年で170億ドルにのぼっています。ブラジルの対中輸出は鉄鉱石(輸出量の45%)、大豆(25%)、石油(11%)、食料品、などこれらの数字を見ても、ブラジルの中国依存は大きく、中国の経済が低迷しはじめたと同時に依存が大きいブラジルの経済も低迷をはじめています。724日放送のブラジルのテレビ番組「ボンジーア・ブラジル」で伝えたところによると、今年6月の失業率は過去5年間で最悪の水準にまでのぼり、賃金水準も低下しています。

雇用の減少は民間の建設業で目立っているが、徐々に小売・サービス業にも広がっています。観光のハイシーズンにおいてさえホテルでは解雇が行われている。バイーア州サルヴァドール市は常夏の、年中が観光シーズンの町だが、そこですら解雇が増えている。ブラジル地理統計院(IBGE)の計算によると、2015年6月の失業率は6.9%20106月以降、最悪の数字となった。

調査対象となった6大都市圏で最も失業率が高かったのはサルヴァドール都市圏の11.4%で、昨年の9%から1年間でさらに悪化した。(中津川ひろさと事務所調査)